「栄光のグラスゴーHaskellコンパイルシステム利用の手引き」について
    これは、GHCのマニュアルであるThe Glorious Glasgow Haskell Compilation System User's Guideの非公式な日本語訳です。
    翻訳の正確さについては無保証であり、実際あやしいところがいくつかあります。また、内容が最新版を反映していない可能性がかなりあります。バージョン番号に注意してください。
    ライセンスは原文のものと同じとします。したがって再配布にあたって訳者の名前を添える必要はありません。
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    xmlの原文はgithubにあります。
    
    バージョン
    
    訳語対照表
    意見歓迎。既に確立した訳語だと思うものは省略しています。
    bang pattern
    「びっくりパターン」。本物のプログラマはHaskellを使うは「バン!パターン」と訳している。
    command line
    「コマンド行」。「コマンドライン」の方が普通で良いかもしれない。
    constructor
    「構築子」。Haskellでは「構成子」とも訳される。
    derive
    「自動導出する」。(2010-08-01)単に「導出する」としていたが、プログラミングHaskellに倣って、明快な「自動導出」とした。
    equality constraint
    「等式制約」。(2013-02-11)以前は「同値性制約」「等値制約」。前者は誤訳だし、後者よりも「等式制約」の方が適切だろう。実際等式である。
    fire
    「発動する」。(2013-11-24)一部で「発火」と訳していたのを統一。
    foreign
    「外部」。(2013-12-05)以前は「他言語」。
    good producer, good consumer
    「優良生産者」、「優良消費者」。
    incoherent instance
    「非整合インスタンス」。このincoherentは「一貫性を気にしない」の意味であって「非干渉性」ではないはず。「非整合」もあまりしっくり来ないが適当な訳語が他に見つからない。「インコヒーレント」よりは良いだろう。
    kind
    「種」。(2011-11-29)以前は「類」としていたが、「種」に統一される流れだろう。パッチを頂いたので適用。
    lexeme
    「字句要素」。
    major GC
    「大GC」。「メジャーGC」と訳すのが普通のようだ。
    multi-parameter
    「多引数」。
    orphan instance, orphan module
    「孤立インスタンス」、「孤立モジュール」。
    phase control
    「段階制御」。(2013-11-24)一箇所で段階管理と訳していたのを統一。
    record pun
    「レコード(の)同名利用」。
    (memory) residency
    「(メモリ)使用量」、「内容量」。
    spark
    「スパーク」。(2010-08-01)以前は「発火した計算」とか「火花」とか一貫していなかった。
    type synonym
    「型シノニム」。(2010-12-01)一箇所で型同義名と訳していたのを統一。